MIHOLO’s 図書室

本と音楽、たまに猫の雑記

読書

旅する力

もともと出不精なので(体型に掛けてる訳でもなく) そんなに旅する力もないのだけれど 最初の海外は、同行者がバックパッカー経験があったので 軽い気持ちで同意して、頼りきっていたら 私は移動する体力はないし、風邪は引くし、ジプシーには囲まれるし 驚…

A2Z

山田詠美さんと言えば 今でも読書感想文コンクールなどでも選書される事が多い 「ぼくは勉強ができない」 勤務先の学校でも、生徒たちもよく選んでました。 まあ、感想が「ぼくも勉強ができないので選びました」って必ず書いてあるのが いや、そうじゃないん…

人生の道しるべ

宮本輝さんと吉本ばななさんの対話集。 吉本ばななさんといえば有名なのは「キッチン」 大学生くらいのころかな。映画化もされてたけど。 その頃は、まったくよくわからなかった。 世間から絶賛されているものがわからない自分も嫌だったから それ以降もあま…

夜中の薔薇

さすが向田邦子さん。素敵な題名だなと思ったら 読んでいくと、「わらべは見たり、野中の薔薇」の歌詞を間違えて覚えて 夜中の薔薇と歌った人がいたという内容が書かれていた。 そういえば、子供の頃、聴いて覚えた曲は確かに意味が解らず、歌詞もうろ覚えで…

ポプラの秋

千秋は私なんじゃないか?は最初に読んだ時の感想だ。 父を亡くし、もう忘れてしまったと思っていた母と2人で暮らした日々が鮮明に甦る。 寝込んだ時の昼間の時計の音とか、名前も知らない男の子と公園で遊んだ記憶。 学校に馴染めなかった事とか、自分でも…

つづきの図書館

もし、子どもの頃読んだ本の登場人物が、自分のその後を心配していたらどうだろう。 私が子どもの頃、よく読んでいた本は何だっけ。それすら思い出せないくらいだから、 心配通り越して呆れているかも。 児童書にカテゴライズされてるこの本だから、 登場人…

さがしもの

角田光代さんは、同じ歳であることと、忌野清志郎さん好き、猫好きな事で、勝手に親近感を持ってる作家さんの1人。私が読書が好きなのは、読み始めた瞬間に、本の中にスーッと吸い込まれていく感覚がたまらないから。 でもそれは、気の合う本に限るんだけど…

さざなみの夜

今日の1冊は 木皿泉さんの「さざなみの夜」 めずらしく繰り返し読む本。 よほど気に入った本で無い限り、同じ本は繰り返し読まない。 その時間があったら、まだ読んでない夢中になれる本を探して読まなきゃ、と思う。 早くしないと死んじゃうかもしれないし…

図書館の神様

新しくブログを書いてみる事にした。記念すべき第1日目の「今日の1冊」に選んだのは瀬尾まいこさんの「図書館の神様」母校の大学図書館で働き始め、先輩にも同期にも迷惑ばかりかけて、私、司書向かないのでは?と落ち込んでいた時に出逢ったこの本。 読書や本…