音楽
12月なのに「5月の夜」 でも、この曲は寒くなって静謐な夜に聴きたくなる。 本当は5月まで待って書いても良かったけど、それまでブログが続いているか わからないし(笑) 詩は Ludwig Heinrich Christoph Hölty,ヘルティ まずは Johannes Brahms ブラーム…
クロスオーバーが流行り始めたのはいつ頃だったのか。 少なくとも、私が音楽大学の学生の頃はまだだったと思う。 その後、サラ・ブライトマン、フィリッパ・ジョルダーノなど 次々と現れて大ヒットしたけど、 生粋の声楽道の大家の方々からは邪道と言われた…
Verborgenheit『隠棲』は、フーゴー・ヴォルフの作曲した 「メーリケ歌曲集」の12番目に収められた歌曲。 ドイツリートを勉強していた頃の習っていた先生に勧められた曲。 その頃は、なんだか暗い曲だなあとそんなに気も進まなかった。 それから幾数年。今で…
危険なのは(しあわせなはずが)激しく美味しいパンやスープが飲みたくなること。 私の大好きな忌野清志郎さんが矢野顕子さんと歌っている「ひとつだけ」 www.youtube.com この曲がテーマになっている映画「しあわせのパン」 映画を観たのは随分前だけど、原…
第18回ショパン国際ピアノコンクールで反田恭平さん2位!!! 私はYouTubeでファイナルを聴いたけど、素敵だった~ 鳥肌たった。 YouTubeでもあんなに素敵なんだから、生で聴いたらもっともっと素晴らしいんだろうな。 反田さんて、バーのカウンターでグラス…
前回の記事では「月のうた」を書いたので 今回は大好きな「月の光」を載せておく。 フォーレの歌曲は、フランス歌曲を勉強するときに一番最初に取り組むのかな。 大学でもそうだったし、その後専門コースでも習った。 何年歌っても難しいフランス歌曲だけど…
瀧廉太郎先生と言えば、「荒城の月」が有名だけど、 声楽科だった私にとっては難しくて本当に歌いにくい曲だった。 20年くらい前にはオペラ「瀧廉太郎」も観に行ったけど やっぱりまだピンとこなくて、日本の偉大な過去の作曲家としか思えなかった。 それだ…
www.youtube.com シューマンの歌曲の中で一番好きかもしれない「私の薔薇」 【しおれ、枯れゆく薔薇に、もう見ることができなくても自分の魂を注ぎたい】 ちょっと自己犠牲的な詩だけれど、そこまで愛情を注げたのなら本望なのかな。 ところで、 薔薇と言え…
ツェムリンスキー(オーストリアの作曲家)の歌曲「青い小さな星」 歌詞は グレゴロヴィウス(ドイツの詩人) トスカーナ地方の民謡によるワルツの歌の中の第5曲目 短い曲で、アンコールなどにも歌われることのある可愛らしい歌。 ちょっと物哀しい感じも好…
詩をたしなむことが出来たら素敵だなと思う。 最初に詩を意識したのはいつだろう。 やっぱり小学校や中学校の国語の授業だったか。 でも詩を書くのは作文より少し恥ずかしかった気がする。 中学校の下駄箱(今は靴箱?)の上に黒板があり 先生が定期的に有名…
「歌の翼に」で有名なフェリックス・メンデルスゾーンの姉 ファニーの6つの歌曲集の1曲目「Schwanenlied」白鳥の歌。 白鳥の歌は、白鳥は死ぬ前に一番美しい声で歌を歌い、 湖の墓場に沈んでいくという伝説から作られた綺麗な曲。 父親や弟が姉の作曲活動に…
今日の1曲なのに7曲もあるじゃないか! とふと思ったけど、この中の6曲目がこの季節特に聴きたくなる。 「By a fountainside」 私が、この曲を歌っていたのは2008年くらいだったように思う。 その当時師事していた先生は英米歌曲にも精通されていて、 あまり…