MIHOLO’s 図書室

本と音楽、たまに猫の雑記

ありえないほどうるさいオルゴール店

音楽を聴くとその時代を思い出させてくれる。

私的には、演奏した音楽だと、あ、これはあの時失敗した曲とか(笑)

下手だとか、合わないとか言われた曲だとか(笑)

あれ?良い思い出が浮かばないぞ。

 

本も読んだ時代を思い出す時あるけれど、

どちらかと言えば、その時代とは受け止め方が違う事の方が多いかも。

 

この本では、謎のオルゴール店で自分だけのオルゴールを作って貰える話だけど、

それはキッカケに過ぎず、本当は、自分の中の聞かないようにしていた声を聞くようにしてくれるもの。

自分を守り助けていくのは自分しかないのに、どうして我慢して声や思いを聞かないようにするのかなぁ。

わかっていても気づきたくない時あるからね。と自分に言ってみる。

 

 

7編の短編集の中では「バイエル」が良かった。

ピアノを習う香音(かのん)の先生の言葉

「誰もが一位になれるわけじゃない。ここはそういう世界だから。

でも、一位になるためだけに弾くわけでもないのよ」

 

よくわかる。わかりすぎる。

その時々でモチベーションも心も変化していくからね。

そんな時でも寄り添ってくれるメロディのオルゴール私も欲しい。